

コンパクトですばらしいデザイン
 
ROMカセットを交換して各種言語やゲームを楽しめる
 
外箱や技術資料、マニュアルも未だに健在
 
これぞMSXの陰にかくれてしまった名機、SORD M5
私のコンピューターとのつきあい始めとなる、1982年秋に発売されたパソコンです。 発売直後にASCIIとMicrosoftが組んでMSX規格を発表したため、メーカーやユーザーの注目がMSXに集まってしまった関係でぱっとしませんでした。大メーカーの意地のあった各社としては、ベンチャーのソードごときの尻馬などに乗れるかという思いもあったでしょうが、全くバカなことをしたものです
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.。 ちなみに私、標準規格としてのMSXは、M5の仕様をほとんどパクったものだと記憶しています。主な使用チップやスペックは全く同じで、異なることといえばM5はサウンドコントローラーとしてSN76489を使用していたのに対して、MSXは別のチップ(ヤマハ製?)を使用していたことくらいのはずです。これ以来ASCIIとMSはパクリ大王として私の子供心に刻まれ、両社に対する敵愾心の源となりました。
さてデジカメ画像をご覧いただければおわかりになるかと思いますが、当時だけでなく今でもかなり格好いい部類に入るのではないかと思います。巨大なACアダプターが外付けのせいもあるでしょうが、本体はB5サイズで800g(!)と軽く、このサイズとデザインのままで液晶ディスプレイを付けたノートパソコンがあったら、すぐに購入したいくらいです(笑) ちなみにまだ動きます。 さすがに昔組んだプログラムを、カセットデッキからロードできるかどうかは試していませんが(笑)、ROMカセットベースのゲームは問題なく動きます。ちなみに上のGALAX(さすがに完成度の関係で本家GALAGAとは名乗れず)の画面は、M5の映像出力をPowerMacintoshのビデオ入力からキャプチャーしたものです
(C)ナムコ株式会社。
Web上ではPC8001などのNEC系のマシンの情報は見かけますが、M5は存在が忘れられているか、触れられていても写真すらないことが多いようです。しかし、M5というマシンがこの世に確かに存在したということの証として、このページを立ち上げてみました。
ところで私はこのM5を、(株)堀剛コンピュータサービスという会社から当時購入したのですが、この会社は今はどうなっているのでしょうか?
もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せください。
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